how do you Rehearse the unknown? / wayne shoRteR

http://www.npr.org/2013/02/02/170882668/wayne-shorter-on-jazz-how-do-you-rehearse-the-unknown

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Interviewer

コルトレーン、ブレイキー、マイルズとの活動の中で得たものから、どんなことを若いミュージシャンに伝えたい?

Wayne

共通しているのは、放っておくことだ。

マイルズならあの声で「放っておけ」と言うだろうね。

だれかがトニー・ウイリアムズに「あのドラマーは音がでかすぎる。」と言ったとして、マイルズは「マイクがあるんだから、放っておけ」と言うだろうね。(笑)

マイルズといた6年間で、僕等は一度も音楽について語らなかったし、一度もリハーサルはしなかった。今思い出したけど、驚きだね。・・・

ジャズには指示なんて必要ないんだ。

ジャズのようなサウンドにするために必要なものなんて何もない。

僕にとって、ジャズという言葉が意味するところは、挑戦するということだよ。

シンコペーションを上手にできました、なんてことより、何かを突き破るために努力することのほうが、よっぽど価値がある。

そしてジャズとは、予期せぬことに対処するということだ。

予期せぬことの対処法なんて、誰もわからないだろ。

なのに、どうやってそんな未知のものをリハーサルするんだい?

february 2, 2013

(抜粋)

 

 

 

来月来日します。もうすぐ80歳だそうです。

the eight points

 

 

 

懐かしいプリントが出てきました。

コンピングについて習った授業。

ピアノで言うバッキング、

ドラムで言うと、左手のスネアの入れ方。

あと、ジャズに特徴的な緊張と緩和の解決点を、

どの拍におくべきかということ。

 

 

1&3拍目

終結感が高いので、解決点としては使う頻度は、最も少ない。

 

2&4拍目

スイング感を出すために重要なビート。ここで解決すると効果的。

 

1、3拍目のウラ

脇腹への肘うちのように刺激があり、短縮、引っ張るようなビート。

リズムを前に進ませる効果がある。

 

2、4拍目のウラ

拡張し、引き延ばすビート。マイルズ・デイビスに有名。

 

ralph peterson師匠もマイルスを引き合いに出して、

曲の最後以外で、1拍目でシンバルを叩くな、と言っていました。

スイングの躍動感が止まってしまうから。

 

 

 

 

 

 

がおーっ。

 

 

 

 

THE 東京駅。

The interview with Miles Davis

 

Musician-to-Musician Interviews vol.1     –     The interview with Miles Davis

 

“ I don’t have to hold the audience’s hand”

 

Miles(以下M) 俺に聞きたいことは書き留めてあるのかい?

 

Arthur(以下A) いや。アドリブでやるよ。

 

M ハロー、ハロー、ハロー、ハロー、やあ。さあ、さあ。何を聞きたいんだい、アーサー。

 

A なんでそんなに(ボクシング)ジムに通っているんだい? マイルズ。

 

M 体型をキープするためさ。そうすれば一音一音だって長く吹けるし、腹だって出ないだろう。なによりかっこ良く見えるからな。

 

A ジム通いを初めてどれくらい経つ?

 

M そうだな。結構ずっとやってるな。元々始めたきっかけは足を強くしようと思ったんだ。

 

A ボクシングは音楽と似ているかい?

 

M あぁ。どちらにも良いリズム感とタイム感が必要なんだ。タイミングが重要なんだよ。体を動かすことで思考がクリアになるし血だって循環する。より強く考え、より強く感じることでどんな楽器だって力強く演奏することができる。それが合っていようが間違っていようがね。

 

A ドラムはどうだい?こないだドラムについて話したのを覚えているかい?

 

M ドラム?ドラム?あぁ、思い出した!思うにどんなミュージシャンでもドラムとピアノについてのある一定の知識は持っているべきなんだ。ベースじゃない、最低限ドラムとベースだ。だってドラマーっていうのは多くのミュージシャンを怖がらせることができるからね。例えばトニーさ。(Tony Williams) たいていのミュージシャンはやつとはプレイできないと思うよ。だって4拍子の場合普通は1拍目にアクセントを置いて演奏するんだがトニーは2、3拍目にアクセントを置くんだ。時にはすべてのビートにアクセントをおくこともある。さらには5拍子を取り入れたりもするから、そいつをこっちはうまくやりこなさなきゃならない。トニーと一緒にプレーするためにはリズムのことについてよく知っとかなきゃいけないし、いろいろなリズムに対する感覚も知っとかなきゃいけないんだ。だってトニーはいきなりリズムに関するあらゆることをやってくる。もしリズムや拍子の知識をもっていなければ、やつについて行けないだろう。でも前もってそういった知識を身につけていれば、プレー中に頭の中にきちんと流れてくるし、自然なものとなるんだよ。

 

 

A 自分のバンドのドラマーはどうやって選ぶんだい?

 

M 最初は俺の直感だな! ドラマーを見るときってのは、ファイターを見るときのようなもんさ。そいつの様々のことに対する反応や俊敏性、それにタイム感がきっちりとしているか、ごちゃごちゃしないかどうかをじっくりと見るね。わかるかい?

 

A  もうちょっとわかりやすく説明してもらえるかい?

 

M たとえばあるミュージシャンが一つのフレーズを演奏して、そのフレーズが彼が演奏しようとしていたフレーズとは少し違ったとする。でもドラマーっていうのはその不十分なフレーズを埋め合わせられるようじゃなきゃいけない。もし自分のバンドのドラマーにそういった能力があるのが分かっていれば、自分が思いついたフレーズを吹ききれなくてテンポがずれたり、リズムが狂ったとしても、嫌な気分になったりはしないんだ。

ドラマーを聞くときに一番最初に聞くところはロールができるかどうかだ。だって、ほとんどのドラマーはちゃんとロールができないだろ。曲が終わるときに、しっかりと切るためにはロールは一番自然な手法なんだ。あと手の動きがどれくらい速いかも注意してみるね。その時注意するのは腕じゃなく手首を使ってプレイしているか、そしてその手首がどんな風に使われているかを確認することだ。もしきちんと使えていて速いなら、素養があるからほっときゃ伸びるさ。いいタイム感があって、ベースドラムが大きすぎないかも注意するな。ベースドラムは均等に演奏しなきゃだめだ。それにライドシンバルのツブがそろっているかも大切だ。あるドラマーが俺のやってほしいようにたたいていないとしても、もしそいつのライドのツブがそろっていれば教え込むことはできるよ。俺はジョー( Philly Joe Jones ) のライドシンバルのビートは変えてやったね。やつは最初は渋々だったけど、俺が変えてやったおかげでただのバカ正直な『ダン・ディ・ディ・ダン・ディ・ディ・ダン』から『ダン・ディ・ディ・ダン・ディ・ディ・ディ・ディ・ダン』ってもっとアドリブっぽく聞こえるようになったな。それにそのフレーズをスネアでプレイしたっていいさ。

 

 

でも時には腕を使っているドラマーや足の動きが重すぎるやつ・・・一緒にプレイしているメンバーの誰より重かったり、一番ハシッていたり・・・いやハシリ気味がベストだな。だってこっちが追いついちまえばいいんだからな。だろ?俺はトニーにはベースドラムをもっと使うようにさせたな。やつは全くベースドラムを使っていなかったからね。ハイハットも使っていなかったから使うように言ったよ。ベースドラムや他のものももっとツブを揃えて演奏するようにもした。それにすべてのフレーズを4拍目で終わらせるようにも忠告したね。そうすれば1テーマ1テーマが毎回ぶつぎれに始まっているようには聞こえないからな。1−2−3−4だと、1−2−3・・・1みたいに4拍目にアクセントを置くんだ。エロル・ガーナー( Erroll Garner ) は4拍目にアクセントを付けてる。このことを知っているやつはあまりいないな。他に誰かいるかい?ベイビー・ロレンス( Baby Laurence )。宝探しみたいだな。他にもいるかもしれないけど、残しとこう。その方がいいだろ。あとトニーにはロールを止めないで自然に終わらせるように教えたな。それにテンポをキープすることも。

 

A   アルバム“Miles In The Sky”でギターを使うアイデアはどこで思いついたんだい?

 

M 頭の中だからだよ。ベースラインをもう少し強く欲しかったんだ。ベースラインが聞こえれば自分がプレイするサウンドの中のすべての音符が聞こえてくる。だって基盤がそこにあるからね。俺たちはよく全ての曲のベースラインをちょっとだけ変えてみるんだ。大変身さ。だから俺がベースラインを書けば、5人編成のバンドよりももっと分厚いサウンドに変えられるって気づいたんだよ。エレクトリックピアノを使うこと、ハービー( Herbie Hancock ) にギターと一緒にベースラインとコードを弾かせること、そしてロン( Ron Carter ) にも同じ音域で弾かせることで、サウンドはずいぶん良くなったよ。バランスもいい。いい音だね。

 

A 全部君の作曲した曲かい?

 

M そうだな。ハービーとウェイン( Wayne Shorter ) それにトニーもちょっと書くよ。そいつを俺が取り上げたり、もっと広げてやってみたり、もっと間を入れたりする。あとはもっとコードを足したり、フレーズを少し変えてみたり、ベースラインを書き足したリだな。テンポも変える。まぁレコーディングではそんな感じだな。あと4/4の曲なら3/4、6/8、5/4に変えたりもするな。

 

A   もっと付け足したものはあるかい?

M 俺の直感はどうだい?  俺の勘は当てになるんだ。

 

A あぁ、知っているよ。音楽とボクシング以外に興味があるものは?

 

M 音楽と女以外には何もないね。ええと、あとは何だろうな? ドラマー、ベーシスト、金、奴隷、白人。

 

A 特別趣味はあるのかい?

 

M テレビに出ている白人をからかって面白がることだな。それが一番の趣味だね。そうだ。あとフェラーリ。フェラーリを転がすことも好きだな。他の車はだめだ。いいぜ、速い車は。

 

A そんなに速い車は街じゃ運転できないんじゃないのかい?

 

M この辺りだったら大丈夫さ。走れそうな時間帯ならな。人を轢かないようには気をつけなきゃいけないが。趣味と言えばこれくらいだな。

 

A スポーツを観にはよくいくのかい?

 

M ボクシングだけは行くね。いい技巧派のボクサーやサミー・デイビスJr.のような素晴らしいエンターテイナーを観るのが好きなのさ。でもあとは箸にも棒にもかからないクズばっかりだな。

 

 

A 私のような人間が君にインタビューするのは早すぎると思うかい?

 

M    もし俺に音楽について尋ねたいことがあるんだとしたら、だいぶ早いと思うな。お前は俺と同じ方法で考え、同じ線上にいると思うよ。ほとんどの奴らが知りたがることは・・・そうだな、俺が無礼だと言うんだ。そしてだから聴衆に背を向けると言う。俺が白人をそして聴衆を嫌っていると言うんだ。でも俺は聴衆のことなんか考えちゃいない。俺が考えているのはバンドのことだけだ。そしてもしバンドがしっくりいけば、聴衆は喜ぶって俺は知っている。オーディエンスの手を握る必要なんてないんだ。聴衆ってのはミュージシャンが考えているよりもっとイカしてるんだよ。もし奴らがその音楽を聴きたくないと思ったら、もうそこにはいない。だからやつらにこの音楽はすごいって無理矢理信じ込ませたりする必要なんてないんだ。聴衆は自分でそれを判断できるし、それを好きじゃないヤツも、好きになる必要がないヤツも、それを好きなヤツも音楽を楽しめるんだよ。俺がコンサートに行ったら、そうやって考えると思うよ。

 

– New York, January 22, 1968